TOUR”PARADOX PARADE”

@100305 LIQUID ROOM


引っ越しをなんとか終え、(正確には部屋はぐちゃぐちゃのまま)、びゅーんと新幹線で一路、東京へ。
春の嵐とかSWIMMING SONGとか世界は君のもの、とかいっぱい状況にあった歌詞はあるんだけど、いかんせん新幹線だと便利さが上回って感慨深さがなくなる。




今までの記憶が全て水の泡になっても構わないな、と思った。
だって、彼らの音で揺れた心は消えやしないもの。

01.Forest Walker
02.博士の異常な愛情
03.Ghost
04.Paradox
05.Thunderbolt
06.シーガル
07.春の嵐
08.水の泡
09.SWIMMING SONG
10.噂の火
11.Buffalo Dance
12.泥水のメロディー
13.プシケ
14.ロシナンテ
15.世界は君のもの
16.月に吠える


01.Flashlight & Flashback
02.象のブルース


01.ブラックバード

フロアの真ん中あたりでスタンバイ。
遠くからだと、ステージ上の情報量は減ってしまうけど、会場全体の雰囲気がわかっていいよね。
愛されてるなぁ、フラッド。
なんて思いつつ、
私だって、そのひとりですよ。


開場のSEが鳴りやむと、拍手が。待ちに待ったワンマンだもんなぁ。
やはり照明がかっこよくて、白のフラッシュライトに、青い照明。
佐々木くんがギターを掲げるシルエットが浮かび上がり、曲に合わせて照明でツアーのドロップがパっと浮かび上がったのがたまらなくかっこよかった。


佐々木くんは白シャツだなぁ〜と思ってたら、
・・・!石井くんがTシャツじゃないぞ。黒シャツ。裾にラインストーンが付いてるので佐々木くんと色違い。
大さんもだ・・・!
ということは、なべちゃんもか・・・!と思って確認。わーい、(胸あき)ざっくりざっくり。


春の嵐の後のMC。
東京に戻ってきました。
早速、「石井ツアーどうだった?」石井くんにふる佐々木くん。
い「シャツかっこいいでしょ?」
さ「大さん曰く、ステーキ屋の店員」
RUDEのシャツで、着てる人は残念だけどシャツはかっこいい。
シャツはかっこいんだけどね、中身が残念なんです、とへりくだる石井くん。盛り上がる会場。
さ「それで盛り上がるってどうかと思うよ」


な「ツアーの話はしないのかよ」
な「何が一番おいしかった?」
い「広島で食べた、ぷりっぷりの牡蠣」
お客さん「(気持ち悪いー)」
い「気持ち悪くねぇーし」


な「じゃあ、栄えある2位は?」
い「モツ鍋。これまたぷりっぷりのモツ」
・・・
お客さん「(気持ち悪いー)」
い「ちょっと遅いよ〜。テンポよく。大阪行って俺腕上げたよ〜」(笑)


さ「そんなプリップリのバンド、アフラッドオブサークルですが・・・」


お客さんに「こっち向け」って言われて、中指を立てるという大阪であった光景が再びの場面も。


2回目のMC。
さ「いい汗かいてます。最後まで楽しんでおいしいテキーラを飲みます。」
「ツアーっていいですね。後のやつや、ツアーグッツ作りました。みなさんもバンドやった方がいいんじゃないですか?」

い「ちょっとうけないでよー、それ俺担当なんだから」
さ「この2倍のMCを」
物販の紹介を石井くんが。Tシャツ買ったら、彼女彼氏ができるとかなんとか。
い「俺、適当なこと言ってるなぁー」



さ「今までで一番良かったよ」
さ「後ろで見ているスタッフも、良かった、頑張ってるなぁって、思ってるよ」


「楽屋で散々すべったもんね」
この流れだったかな?で、佐々木くんに向かって「後で殴るっ」と言い放つ石井くん。
さ「楽屋でごめんね、って謝るんでしょ?」(笑)
い「それ言わないで。」


あと、かわいいーとの声。
い「かわいくねぇーし。俺、ここ(肩らへん?)に入れ墨入ってるし」(笑)
客「見せてー」「脱いでー」
い「ハレンチ」
な「俺、どうなるの?俺脱いでるんだから、お前もできるだろ」
い「なべちゃん、普段着みたいなもんじゃん」(笑)
「着ではないけどね」

「今日イチじゃない?」との確認あり。


月に吠えるは、なべちゃんがカホン
さ「スペインで買ってきてもらったやつなんだよね」
な「そう、それを言いたいがために持ってきたようなもん」
安定したMC。


アンコールは白Tシャツでひとり石井くんが登場。
拍手で迎えられて・・・
パンパパパンッ(ズバッと決まる。)手を広げる石井君。いちいち長いぜ(笑)
い「これやってみたかったんだよねぇ。ありがとうございます。」
今日は、ちゃんと「アンコールありがとうございます。」言ってた。


白が売れてないとのこと。(彼に促売力はあるのでしょうか・・・?佐々木ングが着たらいゲホッゲホッ)
い「助けるつもりで買ってね〜」
客(買うー!)
い「お買い上げありがとうございます。」
い「俺、仕事終わったよ〜。早く出てきてー。」とお客さんと一緒に拍手。
「ちゃっちゃとやろうよ〜」


さ「ツアーの最初で、ひとりで出してみたらどうなるか、ってやってたんだけど。成長したね。」
な「あれ(パンパパンッ)やりたかったんでしょ。よかったね。」
い「そうなんすよ、渡邊さんありがとうございますぅ〜」




地方のライブを助走のようにしたライブだったらぶん殴ってやろうかと思っていたのですが、ツアーが踏襲されたいいライブでした。
大阪のライブが更新されてしまうのは寂しいけれど、でも、アップデートしてくれなきゃ困るや。


今日のライブの個人的ハイライトは、"水の泡"。
はっきりと「無くしてしまったものもあるし、それで得たものもある」そう言って、唄われた水の泡が今までで一番、痛かった。ズキズキと心に響いた。
佐々木さんの声も低音が響いていたし、いぇええーという嘆きの声も気持ち良く入ってくる。


あと、"シーガル"で「この手を伸ばす〜」という歌詞が耳に入ってきてから、自分の腕をあげたくなって力強く掲げた。
ライブってこういうことだな、歌詞が伝わってるな、ということをドグドグと感じた。


なべちゃんのドラムが取り分けよかった。ズバズバ、重く、響いて。
カオンの音も良かった。
コーラスも美しい。


喩えが見つかってないんだけど、、、
今のフラッドの音は会場全体を包み込むような音なんだよね。それは、優しいのかな?強いからなのかな?なんて考えつつ。
前は、直に突き刺さってくるような、逃げようのない心地よさだったと思うのですが。
今はどこからでも心揺らされるかんじです。


プシケ、
東京はぼんやりしている!
リキッドルームにお越しの親愛なるみなさんに、俺の大事なメンバー紹介しますっ」
(親愛なる、って久々に聞いた気がしないでもないような、そうでもないような)
やはり佐々木くんの時に近寄る、横二人(笑)


Flashlight & Flashbackの前に佐々木くんが、
「みなさんは、ふと思い出すのはつらいことですか?楽しいことですか?」って問いかけてて。


象のブルースでは、横に動く石井くんを真ん中に来ないように、遮って袖に追いやろうとしてた(笑)
それをくぐりぬけて、真ん中にきてたけど。


春の嵐の時だったかなー?佐々木くんがなべちゃんの横まで行ってギター弾いてたなぁ。
あと、春の嵐で大さんはなべちゃんの真ん前でプレイしてた。


ダブルアンコール。
佐々木君が、みなさまがまだ足りないなら、やらせて頂きます。みたいな感じで言い、
帰りたくなーいと。(なべちゃん?客席?)
い「俺は帰りたいよ」
えっー。
大さん「じゃあ、俺ベースやるわ」
な「お前、一回帰ったら?」
い「・・・帰りたくなーい」(笑)


久しぶりに聴いた「未来の歌」が、何よりも変貌を示しているような気がしました。



去り際に、また会いましょう。じゃなくって、また来てね、とかなんか違うニュアンスで言ってた気がするっ。


a flood of circle、スタッフのみなさま、各地でお会いしたみなさま、本当にありがとうございました。
とても素晴らしいツアーに参加できて私はとても幸せです。ありがとう。