ACIDMAN LIVE TOUR "A beautiful greed"

@091222 日本武道館


僕らがひとつだった頃を想像できるのは、
彼らが支配するその空間のファクターに自分が成り得てるのではないかという体感
目に見えない音が振動だけではなく、粒子となって空間に満ち溢れ僕の体を通り抜けてゆくような音楽を創造しているからだろうか




光あれと願うACIDMANの音楽こそ光そのものなのかもしれない




行ってきたぜ!武道館!!!
DVDが出る安心感と自分の語彙力の乏しさを考慮して、気負わず書きまーす。

A beautiful greed (introduction)
01.±0
02.World Symphony
03.Who are you?
04.Bright & Right
05.FREE STAR
06.colors of the wind
07.スロウレイン
08.星のひとひら
09.ファンタジア
10.銀河の街
11.ucess (inst.)
12.slow view
13.HUM
14.I stand free
15.Under the rain
16.CARVE WITH THE SENSE
17.造花が笑う
18.飛光
19.OVER


20.赤橙
21.ある証明
22.your song


23.廻る、巡る、その核へ


green chordの時と同じくCブロック。番号は早かったので随分と前。
10分ほど押しての開始。


スクリーンがあると映える。


後ろと同じ色に染められている姿が、私の中でACIDMAN!ってかんじがします。
このツアー3度目の参加、セットリストをプレイリストに入れて聞いてるにもかかわらず、次なんだっけ?って思う頭の悪さも、何度もドキドキできるから悪くないかもしれないな。


1曲目からもう満足。
サトマさんはもちろん、早速大木さんも煽ってて、このツアーそれが目立ったなぁと振り返っておりました。
1曲目終了時点ですでに飛んでた帽子。


このツアー、楽器チェンジがとにかくスムーズ。
”Bright & Right”が好きすぎる。
テレキャスでジャム。まじで、殺してください。(感情が変な方に歪む)
びしっと、サトマさんの方を指差す大木さん。ベースが素敵すぎる。


一悟さんのドラムもすごくタイトでダイナミックで丁寧で。すごく心地よくって。好きです。


”FREE STAR”では、いつものごとくサトマさんが指差す。その先には、ミラーボール。
武道館がたくさんの光が反射して、とても美しかったです。


”星のひとひら”の映像は宇宙空間。と思ったら木々も登場して、その視点が途端に自分のものになったんだよ。
途中に、映像が消えてスクリーンに大木さんの影が映し出されて、それはそれは確信的すぎる演出。かっこいいに決まっとるやないか。


”ファンタジア”はPVの世界にプラス。
”HUM”もバタフライエフェクトからつながった世界観。
抽象的でありながらも、映像は写実的だったのであまりグっとこなかったかなぁ。だから、映像と一体化せずにメンバーばかり見てた。
でも、前からじゃなくって、スクリーンの後ろからのライトを使って光らせる手法が素敵すぎるなぁと思った。
にしても、大木さんの高音が素晴らしくって。声がすごくいい状態だったんじゃないかなぁ。


”ucess (inst.)”は絵っぽい映像。
”slow view”は当時のジャケットやPVを思い出すかんじ。


深くてディープな曲のあとのペラペラのMC。
いっちゃんの改名の結果。
「ウラヤマイチゴ」に落ち着いたようで。1224票だっけか?
「浦山テンピュール」というポップな名前は、1180票くらいで本当に僅差だったよう。
バランスが悪いから、二人も「カタカナにしなきゃね〜。」とのこと。
でも、どちらでも大丈夫なお二人。
大木さん「バンド愛だよ」
イチゴさん「惚れてまうやろー」


お「でも、カタカナでも変な名前だよね」
い「何それ、親ごとdisってんの?」(笑)


しかし、このツアーの本当の企画はドッキリ企画だったようで。初日の東京から仕掛けられていたようです。いっちゃんもその場で、知ったよう。
「次の曲いけないよ。叩けないよ」と。
じゃあ、ひとつだけと大木さんがネタばらし。
インフル対策の消毒ジェルがメンバーそれぞれ専用に準備されていたのですが、一悟さんの分はただのローション(爆笑)
最悪インフルになっても、それはそれでおもしろいとの判断(笑)
「ぬるぬるすると思ったんだよー。あんまりだからトイレに行って、キレイキレイして」
いやぁ、DVDを楽しみにさせてますね!


今年出たシングルの時のまわりの反応がよかったのがちょっと意外でした。
素晴らしいことです。とても。


大木さんがお客さん共々、チームACIDMANのスタッフさんたちに舞台上からお礼してたのが印象的だったなぁ。


”OVER”では、白のカーテン。そして、ストリングス登場。


アンコールは3曲。
さすが、赤橙で手拍子がなかったのがさすがワンマンだなぁ〜と思いました。


ダブルアンコールは、
折角映像が使えるからね、と今の音楽シーンの間逆をいくようなあの曲を。
”廻る、巡る、その核へ”
この曲のためだけに、ここに来た、と言ってしまってもいいんじゃないか、と思うんです。本当に。
映像との融合。



一部、音を重ねてるとはいえ、たくさんのスタッフに支えられ、目の前にいる3人だけでこの音を鳴らしているのか、この世界観を創り出しているのかと思うと本当に凄いなぁと思うわけです。


本当に、好きという感情だけでは収まらないですACIDMANは。
Fin



ツアーのファイナルだけあって、流れ、演奏はそつが無かったです。
前回の武道館と同じような流れも素敵なのですが、もう何か欲しかったのも事実であります。
でも、こうやっていろんなことを望めるのはやり続けてくれてる証と素晴らしい世界観を与えてくれるからですね。



開場前、終演後にid:rojaさんとお会いして、いろいろとお話ができて大変に嬉しかったです。
いろんなところで繋がってるなぁと度々に思った2009年を象徴するようでした。
これからもよろしくどうぞ。