犬が吠える

何が戸惑うって、あれが最後の言葉だということだから。
あの結果に至るまでに、いろいろあったに違いない。
私は、そのいろいろを知る術を持たないし、そのいろいろは私の憶測でしかない。
自分の中でも葛藤が起きて、それに答えが出るとは到底思えなくて。
怒りでも、悲しみでもない。
強いて言うなら戸惑いなんだろうな。


鹿野さんのDIARYを読んで、より強く思った。
確かに、あれだけ大々的に取り上げて、こっちだって音源を期待してしまったし。
でもそれを誰も責めはしないだろう。
少なくとも、私は、あの時、彼の言葉聞けて嬉しかった。


あの時は、もう、今に繋がっていない。
与えられた言葉だけでは、そう思うしかないのも確かなんです。