Some Get Town Tour

犬が吠える by Takashi Igarashi / スパルタローカルズ / the telephones
@081211 心斎橋クラブクアトロ


クアトロは、今年一番来たライブハウスな気がする。といっても、6回かな。
お目当てのバンドには、テレフォンズと答えて入場。




the telephones
電話ズは下手側で見るのが好きです。リズム隊がしっかりしているから、どれだけ自由にカラフルにトッピングしても大丈夫なんだと思う。無駄にざっくりあいた胸元のノブさんはチラチラと視界に入ってくるくらいがいいのだ(笑)最後ダイブするのかな?と思ったら客席に下りてそのまま帰った。
今年4回見たけど、今まで見た中で一番かしこまったテレフォンズだったと思う。
MCでも後ろの方まで気にかけていたし、イェーイ!みたいなノリなのに急に低姿勢でよかったら「DISCO」と返してくださいっていうのが素敵だった。
新曲はDANCEというフリが。


前にいったので、もっともみくちゃになるかと思いきや意外にスペースがあって良かった。




スパルタローカルズ
電話ズのアフロを被って登場。梶山さんは帽子の上に被って登場してた気がするんだけど、気付いたらそのままアフロ。終わるまでずっと被ってた(笑)
MCで次の五十嵐さんが被ってくれるのか興味がある。と言って会場も賛同する拍手。


Re:mixで見て、また見たいなと思っていたのでとても嬉しかった。
そして、また最後の曲であの不思議な体感をした。
身体が音を吸収する感覚はよくあるけれども、自分を蔦って、またどこかへ音が流れていく感覚。
いい加減に音源に手をつけた方が良さそうだ。




■犬が吠える
うっかり最前列で見てしまった。syrup16gの時に同じくクアトロに来たことがあるが、一番近くといっても2列目とかだった。あの時は、とにかく狭かった。それを鮮明に覚えてる(笑)
自分の中に期待も不安もないと思っていたけれども、赤いストラトが運ばれてきたときは感情のバランスがぐらついた。五十嵐さんのだけシールドも赤いんだな〜と冷静に見つめる。
何でか本番のようにかんじなかった。んじゃ、私は何を見ているんだ?
歌詞が聞き取れずボーカルが聞こえないのはやっぱり好きじゃないなぁ。
何も無かった状態でこのバンドを見て、私は好きになるだろうか?こう考えて何かを判断しようとしてる自分がいたけれども、とても無意味だ。私は、syrup16gに出会って此処に居た。


私の中に、この先の活動に対して願望もなければ諦めもない。
でも見る機会があれば足を運ぶだろうし、音源が出ればいいのになぁとは思う。これは願望以外の何者でもないか(笑)


今を大切にしろとかの類だけじゃない“今、生きているこの瞬間”を感じさせてくれる貴重な存在ということに変わりは無さそうだ。