転がした今日が死んでゆくのです


言葉にしないことが自分の気持ちを一番著せる気がする。
でも何だか不安定なこころを忘れたくはないので、少しだけ。


演者でもないのに、無意味にライブ前緊張するということはよくある。
しかしそのたいていはライブが始まってしまえば、高揚に転化する。
開場してから開演までのあの長い時間を受け入れて私はthe telephonesとスパルタを充分楽しんだ。
それなのに、再び私は緊張する。
指先まで私の気持ちが伝わっているのがわかる。
それは演奏が始まっても転化しなかった。
複雑に絡まった感情は解かれることなく終わった。余計、ぐちゃぐちゃにしてしまったのかもしれない。はじっこどこいったー?



私は、犬が吠えるの過去も未来も見ていない。
今、現在を見ていた。
これだけは、はっきりしている。


歌詞がちゃんと聞き取れるくらいのボーカルの曲がやっぱり好きだった。赤いカラスとかね。
でも、ちゃんと聞き取れると「涙止まりそうです」どころか涙流れそうです、だったのです。