絶対的な存在

今、私には絶対的な存在がいない。
音楽においても。
それは何だか寂しくも思う。


高校時代の私には、絶対的な音楽があった。
ここのヘビーウォッチャー(?)ならお分かりだと思いますが。
別に”はいはい全部奇麗事 こんなの信じてたなんて”なんて思った出来事があったわけでもない。もちろん今でも大好きだし。でも全てではなくなった。私は取捨選択ができるようになった。
もっと昔を辿れば親が絶対的な存在といえる。
もちろん今だって尊敬しているし、ずっと子のままだし、脛は齧り倒しているけれども。




何だろ?この絶対的って。私はもう絶対的な存在に出会えないのだろうか?




きっと今までの「絶対的な存在」は私を守ってくれる人たちだった。
きっとこれからの「絶対的な存在」は私が守ってあげる人たちになればいいなと思う。


あえて一文付け加えるのなら、今の「絶対的な存在」とは自分自身なのかな。こいつとだけは離れられない。(幽体離脱できる人は除く)これは蛇足だったかな。