"爆裂FxAxD 〜THE REAL THINGS年末スペシャル!!〜"

@091226 横浜F.A.D


2009年最後のライブにして、世界は私のものになりました!((意訳)念願だった”世界は君のもの”が聴けました)
今年最後に最大の愚行とはわかっていながらも、私のための対バンに行かないわけには行かないと。
F.A.Dさん企画してくれてありがとうございます。


振り返ってる暇はないなという気分だったりするのですが、今書かないと一生書かないのもわかってるので。
長くなること必至ですし、駄文ですが御付き合いいただければ幸いです。


あまりステージが高くないので、ほとんど見えませんでした。
2バンドともこんなことは初めてで、今まで恵まれた場所で見てたのだなぁと改めて感じました。


cinema staff

チェンジアップ
AMK HOLLIC
Daybreak syndrome
バイタルサイン
妄想回路
第12感
Boys Will Be Scrap
KARAKURI in the skywalkers
優しくしないで
君になりたい

いつものSEで登場し、辻くんなんかは口ずさみながら。
各々の楽器が鳴り響き、「cinema staffです。演奏を開始します。」という飯田くんの声がすっと入ってくる瞬間が素敵だな、と思います。
「名古屋から来ましたシネマスタッフです」(2度言う三島くん)
「フラッドとのtwoマンということで」
(トゥーの発音がよくて、客席、クスクス)
「ネイティブが出ちゃいましたね」
(その後、英語で話だしたり)「もう、やめておきましょうか」


フラッドはみなS61年生まれ、シネマはS62生まれということでフラッド兄貴。
さっき楽屋で佐々木くんがKARAKURIを練習してて。いや、別にフってるわけじゃないですからね。と。


(最初かなりたどたどしいMCだったので、がんばれという声が)
MCでがんばれと言われるのが一番、辛いんです。
(2回目のMCの時にもがんばれーといわれてしまい)今日も枕をぬらすことになりそうです。


今後のライブのおしらせ。
「でもあまり告知することがないのですが。CDJ出ます」
そこで何やら発表があるようですよ。
「あ、ポジティブなものなので」とのこと。卒業のタイミングだし、メジャーとかですかね、と勝手に予想。
あと名古屋のラジオでパーソナリティを始めるらしいです。初回は1月1日の夜中みたいで〜す。


何か言うことない?的にメンバーに振っても反応なし。
「相変わらず冷たいねー」




全体的な印象しては、飯田君の声は本当に綺麗に透るなぁと思いました。でも、これが一番の感想になるときのcinemaは(私の中で)いい状態ではなかったり。彼らの演奏がどう、とかはわからないのですが、自分の中で刻まれる音が微妙にズレたりして、うまく踊れなかったかんじです。
でも、楽しかった。こんな風に、くしゃと心をつかまれるかんじは、なかなか体感できない。



a flood of circle
後半のセットリストの順番を全然覚えていない。

Forest Walker
博士の異常な愛情
シーガル
Thunderbolt

paradox
ロシナンテ
水の泡
プシケ
Buffalo Dance
泥水のメロディー
春の嵐


世界は君のもの

セットチェンジでメンバーみんな出てきて、そのまま。
各々が音を鳴らしだしたものの、セッションとまでいかずして静止し・・・”Forest Walker”はじまり。
言葉の羅列を丁寧に発するかんじがして、この曲結構好きです。カウベル
この曲が終わって「おはようございます。ア フラッド オブ サークルです。よろしくどうぞ」


佐々木くんが曲中のタイミングで右手を掲げたとき、天井に届くのではないかというくらいすらっと伸びてその長さにびっくりした。
どんどんどんと加速していく。
”Thunderbolt”は、サビ部分はお客さんから手拍子が発生しており、石井くんがすごい笑顔だったのが印象的。


「改めまして、おはようございます。a flood of circleです」
「美味しいお酒が飲めるよう最後までがんばります。あ、今飲みたい方はドリンクカウンターはあちらですよ。」「お店の人に気に入られようというわけじゃないです。」
(佐々木くんって次の曲の前に合わせてMCをされるので、”paradox”の”錠剤のビタミン 酒でを流しんで”にかけてるのでは?と思ったり。さすがにそこまでではないかな)
なべちゃんの姿はほっとんど見えませんでしたが、その分、音での存在感がすごかったです。とくに、新譜の曲ですごくかっこいい部分多い。


「2009年はどたばたありましたが。不死身のバンドa flood of circleです」
”不死身”に、石井くんも笑いながらも拍手してた。


(この辺から記憶が時間軸無視)
さ「31日のロフトは石井考案の泥水のソバもあるので」
い「まじでうまいから」(こっから石井くんもマイクを寄せてMCに参加)

石井くんの言葉に対して笑うお客さんに、佐々木君
「無理しなくていいですよ」
い「最近、嫌味多いよね」「さっき歌詞間違えたくせにー」(ささやかな反撃(笑)。たぶん、博士の2番のはじめを間違えてた)
さ「言うのはいいけど、「(この場をちゃんと)回収してよ」
すごい嫌そうな表情だったのがおもしろかった。


それでも石井くんに反応がいいお客さんに、
なべちゃん「甘やかさないでください。a flood of circleは石井を育てていきたいんです」(笑)


「俺、ほめられて伸びるタイプだよ?」と言ったり。調子にのってた石井くんがまあまあみたいにお客さんの拍手を抑える場面もあったりして、すごい楽しかったです。


「僕らもCDJでます。28日ですが。」
同時刻にゴスペラーズに教授。
さ「ゴスペラーズ見たかったなぁ」
大さん「俺も教授みたい。見に行こうかなぁ」
「いや、大さんいないと困りますから」


「行く人どれくらいいますか?」
「今、手を挙げた人は来ること」


MINE fesにも出演。すごい方々と共演します。
舞台袖に峰さんが居たので紹介されてた。


「FADは、広いでしょ?以前来たときは床のタイルが見えてた(くらい人が少なかった)。シネマの力を借りてですが、たくさんの方に来ていただきありがとうございます。」
「シネマとは、久しぶりの対バンで。おれらのツアーの名阪に出てもらって。こうやってがっつり2マンで出来てうれしいです」


”水の泡”は、なべちゃんのバスドラがリズムを刻む中で佐々木くんが言葉を。
「2009年いろいろありましたが、関係ありません。水の泡になるとわかっていても。俺、決めたっ。あなたが居てくれるだけでいいです。」
みたいなことをおっしゃってました。ここね、あまりにかっこよすぎて、一語一句覚えてない自分が悔しい。
「俺、決めた」といきなりおっしゃって、お?何をだ?と思っているところに、「あなたたち」、ではなく、「あなた」と単称で言葉を向けられて驚いたんです。
この曲はとてもとても好き。目を閉じながら聞いてた。でも、まだ音源の方がしっくりきて。
どんどん思い出が寄り添って大切にかわってくのかな、と思うと楽しみではあるのです。


”プシケ”
「横浜F.A.Dにお越しのみなさんに俺の大切なメンバーを紹介します!」
後姿が見ることができ、久し振りに聞けて嬉しかったです。ただ1回空いただけなのにね。
この時になってちらっと見えたなべちゃんはすでに半裸でした。どこで脱いだかはわかんないけど。
佐々木くんがステージ降りたのは、このときだったかな?


さ「ギター変えるからなんかしゃべってて」
い「…こうなると弱いんだよね」
「シネマとのことを話そうか。瑞規くんにお兄ちゃんっぽいですよね、と言われました」
な「からの〜」
無茶ぶりすぎるwww


石井くん対して「ほんとやめてよね、こういうかんじ」と佐々木くんが怒ってた(笑)


なべちゃん?「2009年(最近だったかも)のおもしろかった話してよ」
い「青森行ったときに歩いてたら、なべちゃんの頭に雪がどさっと落ちてきた。俺はダイブとかしてたのに、そっちの方が全然おもしろかった」
な「音の割に雪が軽いから大丈夫だった」


その後、微妙なかんじになって石井くんに「しゃべるのしゃべんないの?」
しゃべらない石井くん。
な「なんか話せよ」
石井くんが話し出す完璧なタイミングでドラムを。ジャイアン素敵すぎるよ。


”Buffalo Dance”のときの、ふたりのバッファローは私が見える限りで大さんが佐々木くんの頭じゃなくって胸あたりにぶつかってたように見えました。ううう、ちゃんと見たかったよ。
アワワワワでは、マイクを客席に伸ばしてた。
微妙にタイミングずれた部分が。


春の嵐”で、途中、石井くんが大さんの方に弾きにいったり、佐々木くんの後ろをうろちょろしたり。
大さんの方を指さして、二人向き合って弾く場面があったり。
あ、”世界は君のもの”の時だったかな。


何の曲だったか、大さんがゆらゆら踊ってる場面もあった。(ちらりとしか見えてないけど)


アンコール。
石井くん登場も誰も出てこない。
慌てて戻る石井くん。
再び登場。
な「ひとりじゃ何にもできないもんな」
さ「楽屋でひとりにしたらどうなるかなって」(笑)
い「ひとりにしないでよ〜」←言い方がめんどくさいかんじ(笑)


まだ出てきてない大さん
な「奥村大さま〜、アンコールのお客さまがお待ちです」


さ「飯田くんにギターを教えてもらって、転換中にするって約束したのにあまりできませんでした」
い「はい、びびり〜」(笑)
「(これを言うことに)びびらないお前がすごいよ」と大さんからも突っ込み。


石井くんが最前にいた男の子に向かって、ベースを撃ってた(この表現で伝わるかな)


帰り際に「不死身のバンド、a flood of circleでした」
最後に退場だったなべちゃん、「リキッドでワンマンします、来てね〜」


”世界は君のもの”は初心者にはハンドクラップはドキドキものでした。
あー、楽しかったなぁ。



私信オンパレード。
この日は、Litaさんともお会いできて「世界は君のもの聞けてよかったね〜。来たかいがあったね」と終わった後に言ってもらったり、私なんぞにお土産は頂いたり本当にうれしかったです。ありがとうございました。(そして、私は渡しそびれるという大失態。次回、必ずや。)
そして、いらっしゃるとは知ってましたが直接連絡してなかったid:daybreakerさんともライブ後にお会いできて。冷静に見てらっしゃる部分もあってすごく勉強になるというか、私がフラッドを好きなことを踏まえて伝えてもらってる感がして、それがすごく素敵だなぁと思いました。そして、思わぬお土産も頂き。今度会うのは、仙台だといいな、と思っております。
あと、トリィちゃんと一緒に行けたことも大きかったです。ありがとね〜。もう何度も言ってるので簡潔に。


私はどうやってお返しすればよいのでしょうか、と思うほど、ライブはもちろんのこと、たくさんのものを頂きました。ありがとうございます。


↑ここまで来た人はフラッド好き。
んで、こっからさらにライブの感想。
↓こっから下も読む人は、私を好きな人だと勝手に勘違いしておきます。でも、読んだかどうかわからんっていう。


今のフラッドは、演奏の技術、アレンジなどよりも、とにかく勢いが凌駕してる。
だから、あそこがどうだったとかいう感想があまり出てこないんだよなぁ。
湧き上がる客席と温度差を感じるようになったら、ちょっと怖いかもしれないな、と思う影を感じたり。
いよいよ私の中でa flood of circleはこういうもんだ、とか、こうあるべきだ、という考えが成形され始めてるのかもしれない。


すごく驚いたのが、声質が違うとはいえ飯田くんの声を聞いたあとに聴くと、佐々木くんの声は何枚もフィルターを通したかのようで、こんなにも違うんだなぁと。
でも、かっこよさにニヤつきが止まらないのは相変わらずです。
ライブ中の佐々木くんは百面相。前髪を整えたかと思ったら、目見開いたり。
手を振り上げるのは前からよくやってたと思うのですが、そのまっすぐ伸びた腕のタイミングにお客さんの腕が相共にたくさん挙がっていて。壮観だろうなぁ。
佐々木くんは、左右、前に出てお客さんを煽ってて。その視線の先は、後ろまでのお客さんなのだなぁと感じた。
全てのお客さんを巻き込もうとしてる。(ってか、そうじゃない人が舞台上に立ってちゃダメか)
それを見て、佐々木くんは真ん中にいるべき人だなぁと。今のフラッドは3人だけど、3ピースじゃないんだよなぁ、フラッドは。


MCもかなり流暢というか、石井くんの愛されっぷりがすごいね。


偏見かもしれないけれど、やはり首都圏で見るライブは違うと思いました。説明はできないけど。地方じゃあんなライブ見れないと思う。
他の地域にいくと、そういうのが少し寂しくなるんですよね。とは言え、私はどこのライブに行っても地元感がないんですけどね。田舎過ぎるところの出身なので。


2ヶ月後、彼らのツアーがとてもとても楽しみです。


2009年のライブ納めは、振り返ってる場合でもないな、先に進まないとという気持ちと、目の前に好きな音楽があるという幸いな状況の意味を感じていました。
あまりにきれいに納まって節目ができたので、しばらくは引き籠って、自分の世界をちゃんとします。