DOES tour'09「The World's Edge」

@090522 京都磔磔


自分の言葉を残したいと思えないライブだった。いい気分にはならないとわかっているから。
でも、嘘じゃない言葉は、吐き出したことを後悔しないはずなんだ。だから書いておく。

ライブはとても盛り上がっていて、とても熱かった。


けれども、私は置いていかれたように気持ちだった。
私にとってDOESのライブは、心地のよさと刺激が同居する最高峰のものである。ニヤニヤがとまらない。
しかし、昨日は居心地が悪く、伝わってこなかった。
新しいアルバムをまだ受け入れきれていないのも、あるのかなと思った。


音がビリビリしていた。
アルバムの曲だからか、と思ったけれども、アンコールの「ステンレス」を聞いて、あれが今のDOESの音だと認めざるを得なかった。
バンドって変わるんだなー。純粋にびっくりした。
今回のアルバムは、リズムを大切にしているというのもあるけれどケーサクさんのドラムが前に前に来ていた。
ワタルさんも、ギタリストとしてのアプローチが増えていたように思った。
バンド全体が、プレイヤーとしての自覚と楽しみを増した。


音が敷き詰められていて、DOES独自の間だったり、歌だったりと私の好きな部分が減ったのが新しいアルバムに対して感じる違和感なのかもしれないなと気付いた。同じ音でも、曲によって、もっともっと表情があったはずなんだけど。なんだか一様。
好きな曲は、やっぱりいいなーと思ったのが何よりその証拠。戯れ男やデイサレンダーや明日が来るのかとかね。


いつもは一言目に出てくる「かっこいい」というのが、素直に言えないや。まあ、かっこいいんですけどね。


世界の片隅にいた彼らが、間違いなくロックの、世界の、中心にいるという変化なのだと思うよ。


セットリスト全然覚えてない。この流れいいなーっていう記憶がまったくない。
シンクロとサブタレの流れをまた持ってきたのは、かなりお気に入りなのかな。でも、シンクロニズムの後のジャムがボリュームアップしてた!

曇天
シンクロニズム
サブタレニアンベイビーブルース
レインボウ・セブン
ネバー・マインド
戯れ男
インディゴ
ビート・クラブ
夏の散歩道
トーチ・ライター
レイジー・ベイビー
ワンダー・デイズ
デイ・サレンダー
バスに乗って
陽はまた昇る
太陽病
君の好きな歌
修羅
世界の果て


色恋歌
ステンレス
三月
明日は来るのか

アルコールの消毒液が準備されていた。
時間を気にしないといけない磔磔でもDOESさんはダブルアンコールをしても、8時半には終わっていた。
ツアータイトルのエンブレム。ケーサクさんのドラムもDOESの文字が円に。
ワタルさん、黒シャツに黒っぽいパンツ。→アルバムデザインのTシャツ(黒)
ヤスさん赤いTシャツにジャケット。DOES黒ポロ。
ケーサクさんの白いTシャツ。→アルバムデザインのTシャツ(白)

「雨とかインフルエンザとかぶっ殺す。」
愛してるよーの声に、「俺も愛してるよー。」「だからぶっ殺すよ」
「お前ら、殺す気か!」