OGRE YOU ASSHOLE　"フォグランプ"ツアー

01.ステージ
02.ヘッドライト
03.ピンホール
04.クラッカー
05.フォグランプ
06.平均は左右逆の期待
07.ネクタイ
08.コインランドリー
09.フラッグ
10.ロボトミー
11.どっちかの角
12.アドバンテージ

13.サカサマ
14.ワイパー

「ステージ」の音が鳴ってメンバー登場。
その音にドラムとベースが乗っかりしだいにギターものかっていくんだけど、
どこまで同期させてる音か目の前の音かわからなくなった。
すべて予め用意された音かもしれないな、とは思っていません。

出戸さんの声は本当にかわいいな。
PVのイメージからかもしれないけれど、気高き丘の古城で不思議な現象に遭遇しているかのような気持ち。

一音一音、本人が出してて気持ちいい音なのだろうなというが、聴いていて、見ていてわかる。
オウガは、それぞれが自分の持ち場を決して離れることなく徹しているのがすごく心地よい。
どのパートも唄っているようで、てんでバラバラの道を歩いているのに、気付いたら美しいものを描いているかのようだな、と思った。
スイミーみたいな。

馬渕さんの手さばきを見ていて、それは私の手とは異なるものとしか思えないしなやかな動きであった。

OGRE YOU ASSHOLEの音楽にずぶずぶ浸っていたい。

最後の「ワイパー」も音を重ねつつ。あまり体験したことないけれど、いい終わり方だったな。
このバンドまだまだのびしろ（というとなんだか上から目線で嫌だけど）がある。大阪もたのしみ。