PARADOX PARADE

PARADOX PARADE

PARADOX PARADE

ここ最近のCDの迎え入れ方は、早速PCに取り込んでいつだって持ち出せるようにすることが最良であった。
しかし、このアルバムはCDコンポに入れて、何もせずに、ただ流れてくる音だけを聴いていた。
こんな聴き方、高校生の時でもしたかどうか。


一周聴いたところで思ったのは、佐々木君の声が違うな、と思った。
どう違うかはわかんない。
認識できないわけじゃない。でも、誰の声?と思ったのも確か。


最後のプリズムの終わり方がなんだか、不自然な気がしていた。


歌詞がとても整頓されていた。
物語性が強くなっていて、ありきたりな事象を綺麗に描けている。
しかし、衝動がない。でも、痛くなりすぎるか。そう思うとちょうどいいのかもしれない。

相変わらず黒い歌詞だな、と思った。


自分、世界との対峙が主だが、たまに他者に向けられるの歌詞がとても好きだ。


あれですね、象徴として動物が出てこないのが違和感ですね。



水の泡が好きです。



音にしろ、歌詞にしろぐさっとなるかんじが好き。



音にしろ、歌詞にしろ、とにかくフラッドだけでは完成しなかったアルバム。
だから衝動に満ちているのに、どこか整っている。そんなパラドックス


ロックで昇華されてる、そんな風に感じた。


今のところ、聞けば聞くほど誰を聴いてるはわからなくなっている。