BUFFALO SOUL TOUR'09

@090626 十三ファンダンゴ


予感はいともかんたんに確信に変わる。


途切れてしまえば、過去は想い出になる。
私は途切れることがない。今を”生きている”。過去を生きていることも、未来を生きていることも、できない。
今を生きている、目の前にいる君がすべてでしょう?


■caroline rocks
オープニングアクト、東京のバンドさん。
爆音で威嚇されているのか?と思っているうちに、その音自体に引き込まれていた。
またいいバンドに出会えた。
2曲目がとても印象的。5曲を披露。
途中ベースにトラブルがあったみたい。
ボーカルさんギターさん、共にエフェクターの踏み方が大胆というか、かっこいいなと思った。
歌詞はまったく頭に入ってきていないんだけど、たぶんそこに気がいかないくらい音がかっこよかった。演奏能力も高いと思う。といっても、私にはわからないので、少なくともうまく見えた。佇まいがよいのは悪いことではない。


cinema staff

01.チェンジアップ
02.Boys Will Be Scrap
03.妄想回路
04.シンメトリズム
05.優しくしないで
06.KARAKURI in the skywalkers

セッティングしてそのまま、スタート。何やら相談し、かっこよく始まったかと思いきや、辻くんがドラムに乗っかってセットが崩れ続行は無理に。
cinema staffでしたー」と三島さん。イェーイ!って言ったけどさすがに早すぎます。
こちらも途中ベースにトラブルあり。
飯田君は、声がいいのか、歌がうまいのか、たぶんそのどちらもなんだけど、私が一番好きな要素なのかもしれないなと思った。
ただそこばかりに気がいかないからこそcinema staffに惹かれるんだと思う。
シンメトリズム本当に好き。
三島くんは、人生初のメガネをかけてのライブだそうで。メガロックを使用。曇ったりして大変そうでしたが。
KARAKURI締めだったけど、ファンダンゴの壁のごとくカオス状態でした。




THE NOVEMBERS

para
dnim
philia
ガムシロップ
こわれる
白痴

一線を超えた。完全にノベンバーの音の中にいた。
たいてい、音を体で感じるときは心臓にくる。しかし、脳天直撃。頭の中がびりびりする。これは比喩でもなんでもなくって体感だから恐ろしい。
目の前にいるのに、そろりと背後を取られるかんじがたまらない。
この方々たちの音楽を聴いて救われることはないだろう。ただひたすら救いを求めたくなる。
dnimだったかな?声を残すようなフレーズにドキっとした。


ノバンバは、準備してから一旦はけての登場。
エフェクターの数がかなり多かった。マツモトさんのエフェクターのスイッチに「白痴」と矢印がしてあって、これ使うのかーと思ってたら横にかわいく猫ちゃんが描いてあって微笑ましかった。
←こんなかんじ。
そういえば、最初にギターを持つときにギタースタンドが邪魔になったらしく、ステージの奥にぽいっと投げる小林さん。それがあまりに普通の動作に見えたけど、結構ひどいことしてます。
最後は弦が切れるくらい激しく、叩きつけるように弾いてた。


a flood of circle

〜session〜
01.シーガル
02.Thunderbolt
03.エレクトリック ストーン
04.Buffalo Dance
〜session〜
05.ブラックバード
06.陽はまた昇るそれを知りながらまた朝を願う

07.ロシナンテ
08.泥水のメロディー
09.プシケ


10.ノック

暗い中、おもむろにセッションを始める。
「おはようございます。ア フラッド オブ サークルです」
そしてシーガル。
サンダーボルトは手拍子を。
エレクトリックストーンの立てノリのかんじがすごく好きだ。
佐々木君が頭に手で角を作る・・・バッファロー
Buffalo Danceってこんな楽しい曲だったんだ!と再確認。


セッションからブラックバードーーーー!と思っていると、佐々木くんのギターにトラブル。
潔くギターを置き、ハンドマイク。
・・・来たー!と思ってしまった。貴重な姿だなと。何も持たずにジタバタする姿は貴重ですよ。
そして、トラブったのがこの曲でよかったんじゃないかと思った。
そのまま続けたのは、ライブの流れを大事にしているんだと深読み。まあ普通続けるか。
この曲は、渡邊くんがコーラスしてた。


佐「ライブって生ものですね。貴重な姿です。いっそ、こういう曲作りしようかなと思いました。」(大いに結構だと思う!でもやっぱりギター持っててほしいか!)
岡「だいぶフォローしたよ」
渡「気持ち悪かった」
石「え、どこフォローしてた?」
岡「後で言う」
というやりとりが素敵でした。


テレキャスから黒のストラトに。
陽はまた昇る〜は、音源ではやさしい声ではじまるのけれども、ライブではとてもがなっていて、何かがこめられているのは確かな声だった。


メンバーがドラムの方に向き合ったので・・・プシケ!
「親愛なる大阪のみなさんに大事なメンバーを紹介します」


石井くんの手元をチェック!エレクトリックストーンまではピック弾きで、そこから指弾き、ロシナンテ、泥水は再びピック弾き。プシケは指弾き。だった気がする。
あれですね、指弾きされると手の長さがわかちゃってやーね。(照れ隠し)
さすがにこの距離なら、渡邊くんが脱ぐ瞬間を見られるだろうと思ったら、あ、今脱いだというタイミング(たしかブラックバードの前)はわかったものの、脱ぐ瞬間は見てない!もうこなったら、一生見たいけど見れない!状態がいいです。


アンコールは、10時を過ぎていたけれども、ファンダンゴさんが許可してくれたらしくやってくれることに。
「急げ、急げ」と佐々木君をせかすなべちゃん。
ノックを初めて聴くので、嬉しかった。光が差すかんじがいい。


「また会いましょう。」

フラッドの曲を聴いてると、何かを掴むように手のひらに力が入る。
幸せです。




すごくもったいないなと思った。
お盆と正月が一緒に来た、みたいな?
和食、洋食、中華を一緒に食べたみたいな?
ちょっと違うか。
ボーカルさん、みんなYシャツだね。みたいな。
cinema staffTHE NOVEMBERSa flood of circleを一緒に見た、みたいな。あ、まさにコレだね。


afocのツアーとして手に入れたチケット。
対バンが発表された時点で、私にとっては最高の対バンドイベント!だと思ってた。
しかし、終わってみればa flood of circleのツアーだった。
現段階で、a flood of circleは私の中で完璧な存在。
完成形ではない。彼らの未来を見たくなる、彼らの今の音を聞いていたい。


ファンダンゴに行くとギターを弾きたくなります。なぜなら、近いところで見れるので、こうやって音出すのかーと感動するのです。
ただ近いところでみるのも、良し悪しで、集中力が散漫してしまったりする。視線に困ったりする。
とか言いつつ、最高潮にニヤニヤさせて頂きました。
a flood of circleが大好きです!