VINTAGE LEAGUE TOUR 2009"Seven Stars"

@090325 京都MUSE

ライブは誰のものだ?今、そう問われれば自分のものだと言い切ってしまう。



UNISON SQUARE GARDEN
なぜか見ようと思わなくても、今年2回目のユニゾンさん。
斉藤さんは、なんだかもうキラキラしててかっこよすぎて、気持ちが悪い(笑)これ、前にも書いたような気がするな。
ニゾンさんのギターは包み込むような音だなーと思った。たぶん、ボーカルが突き刺すように切れ味がすごくってバランスが取れているんだろうなと思った。
田淵さんが、誰に似てるかわかった!藤崎マーケットの田崎さんだ!あの目のかんじとかすごく似ている。


cinema staff
メンバーが全員出てきて、あ!シネマスタッフじゃんと焦る。すすすと、前のほうへ。
今日は、cinema staffが目当てだったのは、確かだった。楽しかった。頭振りすぎて、あまり冷静な判断はできていないけど(笑)
優しくしないでの前に「踊りましょう」と言って、かなりかっこよいアレンジだったのにベースにアクシデントが。ありゃりゃ。
ボーカルの飯田くんの声が調子がよいのか音響の都合かはわからないけれども、とても伸びやかで良かった。
今は、狭いライブハウスで見ていて心地がいいけれども、広い場所も似合うのかもしれない。そう感じさせた。
部室にてだったかな?音源とは違う音程のハモリがすごく良かった!
曲紹介で「ぶしつにて」とおっしゃっていて、ん?と思った私。ずっと「部屋」だと思ってた。

01.AMK HOLLIC
02.チェンジアップ
03.サイクル
04.部室にて
05.優しくしないで
06.KARAKURI in the skywalkers

THE NOVEMBERS
あれ?こんなバンドだったっけ。と掴みきれないまま進んでゆく。顔も違ってみえた(笑)
新しいアルバムの曲だから雰囲気が違うのかなーなんて思いながら。
ノーベンバーの音は、うごめく塊りだ。比較対象がある分、より明確になる。ただ、それに飲み込まれないんだ、私は。まだ外にいる。



■LOVE LOVE LOVE
お手本のようなバンドだと思った。安定感が素晴らしい。
ベースボーカル。
こういったハートウォーマーなバンドは、私の心に余裕がないときでないとちょっとつらいものがある。
アンコールは泣く泣く諦めた。




友達が来るのはわかっていたけれども、連番だったのには驚いた、一緒にとってないのに(笑)
MUSEは初めて。天井が高い。
今日は、時間に余裕がないとわかっていたので開場してすぐに物販へ。シネマさんの新しいグッツが欲しかったので。



こんなにイマイチだったライブは初めてかもしれない。誤解を恐れずに言うならば。
私はどうやら重症のようだ。ア フラッド オブ サークルのライブの感覚が忘れられなくて、他のものは何も伝わってこない。あの感覚が忘れたくなくて、聞くのをやめてしまってもいいとさえ思ってしまった。
確かに先日のライブはとても良かったけれども、それが彼らの最高かどうかは私には計り知れない。(でも、生きることの飢えを感じられるライブは、今という瞬間をありありと感じさせてくれる。それを私はライブの真髄だと思っているから、その点で彼らのライブは私のこころを掴むのであろう。)
今までだって幾度となく、ライブ前は他のバンドに気持ちがありながらも日程の関係上、他のバンドのライブに行くということはよくあった。でも、ライブに行けば、それぞれのバンドの良さを感じて、好きなものがありすぎる私を疑ってしまうほどだったのに。
自分でも経験したことがないから、戸惑っている。


「あの人が好きなことを確認する作業でしかないの。」
新しい恋に出会えるまでの感覚と似ているかもしれない。ただ、状況が全く違うけれど。


こんなに楽しみだったイベントがここまで霞んでしまうとは。


これからイマイチだったというタグを貼られて、保存されるこのライブがとても申し訳ないなと思う。この記事を読んだ人は、ちゃんと他の人の感想も読んで、私がおかしくなっているということをちゃんと認識してもらえれば幸い。よいライブだったと思いますよ、たぶん。