月の裏側

月の裏側 (幻冬舎文庫)

月の裏側 (幻冬舎文庫)

やっと読了。買ったのが2年くらい前で、自分の持ち物であるという安心感からがちょっとずつちょっとずつ読み進めていた。
この人の作品は、文章がとにかく美しいなと思った。描写の美しさよりも文章の繊細さの方に目がいった。
登場人物4人のそれぞれの視点があるのと、時間をあけて読んだので私自身の視点が定まらず。
意図がどこにあるのかわからないけれども、世界は見方をちょっと変えるだけで表情を変えることを改めて考えた。