ASIAN KUNG-FU GENERATION Tour 2009「ワールドワールドワールド」

@090115 なら100年会館大ホール




1週間のうちに2度も奈良でライブを見るとは。
アジカンのワンマンに来るのは、ファンクラブの時以来。その時も、zeppだったけど2階席の一番後ろから眺めていて。
今日も後ろの方の席。いわば、3階席くらい?かなりの勾配。
2階席にあたる左右は稼働式らしい。途中で動いたりはしないですけど後藤さんが説明。


角度的にも、飛び出す絵本を見てるかのようだった。
その世界に入り込むことももちろんできるし、気がどこかにいってしまうこともあったり。
欲を言えば近くで見たかった。全体を見られるのはいいんだけど、照明の中に入り込むことがないのが残念。


まだ見ぬ明日に のジャケットと白い風船が飾られたセット。
折角のホールなのでと、アコースティックで君という花。これがすごくよかったなぁ。
途中からキヨシさんがタンバリンで入ってくるんだけどそれがおもしろかった(笑)
その後はストリングを加えて。



そして10分の休憩。えええ!
次に始まるアナウンスが、まもなく3番線から発車します。とサーフ ブンガク カマクラの江ノ電のセット。なるほど。
行き先の地名が曲ごとに変わっていて、細かいことなんだけどわかりやすくていいなぁと(笑)
たぶん、アルバム通りの曲順だったかと。




最初のMCで、さっきまで感電してました、と。(大丈夫なの?)
今は痺れてません。みなさんは痺れてください。と(うまいこと言いますね〜)
ゴッチ〜ゴッチ〜と呼びかける声に、ありがとうございます。と答えながらも後藤さんって言ってくれないかなぁ。32歳でそろそろ恥ずかしいと(笑)
「山ちゃんはやまちゃんでいいよね。」に「親父も山ちゃんだからね」(笑)


衣装のズボンに謎の紐がついていたらしく、それが何のためかお客さんに聞く一幕も。


アンコールは、懐かしい曲を。
横浜でやっていたけど、全然お客さんが集まらなく。いわば、砂漠に種を蒔いていたようなもの(笑)
下北沢のライブハウスに行くと英語でやっていることに説教めいたことを言われて、初めて日本語で作った曲です。と粉雪。
ループ&ループ、ワールドワールドワールド、新しい世界。



素敵なライブでした。
ゴッチの声が、断然ライブの方がいい!音源だとちょっと語尾が籠るというかまとわりつくようなかんじだけれども、ライブではすごくキレイだなぁと。


ストリングが入った曲もすごく美しくて心地よかったです。


ゴッチはすごい高いレベルで物事を考えてるけれども、決して他の人の目線を忘れていない親切さというか、賢さがあるイメージだなぁ。