確か、人々は11月に連ドラを演ズル

@080914 心斎橋クラブクアトロ




ちゃんと画像を添付して携帯から呟いたつもりだったのに画像がなかったとは。
独り身と書いたのですが、驚くことに高校の友達と会って、一緒に見た。
この偶然の再会の凄さがどうやったら伝わるだろうかと考えようにも、数分もすればいつも一緒に来てるかのような雰囲気でまどろんだ。なんだろなぁ、この地元の友達の安心感。
ちなみに彼女は、THE NOVEMBERSだけが目当てだったよう。それも、去年のミナホで発掘したそうな。それは素晴らしい出会い。


エレベーター内で閉まる直前に入ってきた彼女に気付いたのだが、確信が持てないままこの密室で声をかけるというトリッキーなことはできない!とメールで確認したわけです。
でも、5秒違えば同じエレベーターには乗らなくて、気付くこともなかっただろう。そう思うと、偶然って凄いな、素敵なだなと。
しかし、その偶然を感じると同時にいつも私は、それと同じくらい、すれ違ってるんだろうなと思いますが。



セッティングを見ても、どのバンドか確信が持てない。SEがなっても、わからない。メンバーが登場してきても、わからない。
曲を聞いてやっとわかる。そんな状況の下、楽しんできました。
曲とタイトルが一致していないバンドが4つあると頭はパニックです。どの曲やったか誰か教えてください〜。
ということで、勝手な感想。



THE NOVEMBERS
SEが鳴り響いて、知ってるはずもないのに、この雰囲気どこかで味わったことがあると錯覚した。
無論、この後出てくるバンドは好きだろう。


現代な風の佇まい、前髪邪魔でしょうと好かん人達だと思ったのを圧倒する音であった。
1バンド目がここで大丈夫なのだろうか?この渦巻いた空気を変えれるのかと心配してしまうほど支配的であった。
あれだけの轟音を出していて、内へ内へ潜り込むかのような音だと感じたのは初めてだ。
背後を取られるかのような、そろりとした恐怖も感じた。


ただ、何かを悲観した叫びにも似た声に弱さという繊細さを感じなかった。
緻密な強さを持っている。


たまに覗かせる目で何を見ているのか。


リズム隊の音が、とてもよい。




tacica
裏切られた。
この言葉が浮かんでくるとは、知らないうちに信頼関係にあったということか。そう思うと、私はあまりにも音楽を信頼しすぎているんじゃないだろうかと省みた。
何のことはない、私が思ってたイメージと違っただけ、イメージが裏切られたということだけですが。
ボーカルさんの眼差しがすごい。ひとりひとりを見るかのように前に前に訴えかけてくる。前のバンドとは打って変わってだ。
もっとひょろっとしていて、良かったら聞いてよ、いい音楽でしょ?くらいのスタンスの人達かと思ってたら、面喰らった。すごく骨太なバンドだ。
ベースの人はチャマとサトマさんっぽかった。そう思ったのはきっと、キャップを被っていてぴょんぴょん飛ぶからという安易なところからだ。
ドラムとギターをを泳ぐような、歌うようなベースで、好きだ。
ドラムさんは、とても軽やかに叩いているが音はとても力強い。


MCではメジャーに行くけど、変わらずやっていきますから的なことを言ってらっしゃっていた。


アー写はシカと地球で姿を見せない好かん人達だと思っていたが、ライヴめっちゃいいではないかと何だか見事に策略にはまったように思う。
ライヴで覆される。いろんな意味でやられた。
照明が気合を感じるくらい、かっこよかった。




serial TV drama
一番楽しそうにやるバンドだと思った。


(・・・まずい、この一文で終わらせたら前2組と嵌り具合が顕著に出てしまう)
そんな、ブログ思考的な脳内を簡単に忘れさせた。
結論から言えば、一番ワンマンに行きたいと思ったバンドだ。前2組は、世界観にどっぷり浸りたいとは思わずこれくらいの対バン、言うならばまだフルでなくとも、ミニアルバムでいいや〜という気持ちではあった。
しかし、シリアルは始めに感じたポップさや楽しさだけではなく、憂いを帯びた声に引き寄せられ、いろんな表情を見せてくれた。
それは一日の流れのようだった。明るい朝があって、夕暮れがあって、夜があって、そしてまた日が昇る。同じ場所に居るのに、見える景色が全然違う。
どんなバンドなんだろう?もっと聞きたい!と思った。




People In The Box
私が浮き足立たずに見られて、空気感は一番好きだと思った。
強いていうと、ボーカルにちょっと心地の悪さを感じるがこれくらいは慣れな気がする。
ドラムの人がテンション高いMCをするんですね。
たこ焼きを食べたそうで、”わ”からはじまる3文字のお店だけど忘れたそうです。
(わなか かなぁ?私はここのが一番好きです!)




感じたことが多すぎて、総じた一言も思い浮かばないのだが、とても人に伝えたくなった。
でも、一言であのバンドいいよ!と言うのも何だか違う。とにかく歯痒い。
曲を改めて聴いたら思い出せること、あるかなぁ。


SG使いが多くて、嬉しかった(笑)



やっぱりライブで、自分で聴いて見なきゃ、感じてみなきゃいけないなと思った。
期待以上のものが見れてとても良かった。
しかし、ただでさえのリリースラッシュに加え、夏に見て音源を買い揃えたいと思っていたところに、さらに追加され、どうしようもなく困っている。
もう言ってしまえー、持ってる人は貸してください(笑)