ミュージックスクエアゲスト

自己紹介(フルネームでって言ったのに、名前だけ言うワタルさんw)

NEWOLDの時以来で約1年ぶり。

最近のお話から。9mm、NICOmonobrightとのツアーについて。

先輩格というカタチでライブを行なえたのではないかと思いますが。
ワ「先輩というか。なんか違う雰囲気はありました。」
どうでした?
ワ「楽しかったですよ。」

みなさんとの交流は?
ヤ「もちろん。じょじょに仲良くなった。」

まさに、初だったのですか?
ヤ「モノブライトは知ってましたけど、あとは知らなかったかな。」
モノブライトは何がきっかけで?
ヤ「彼らがデビューする直前かな?に向こうが周ってくれ〜って。そこで一緒にやって。」

ワ「回を重ねるごとに、ライブにもなれるし、お客さんも盛り上がってきてて、いいかんじになってましたね。」

打ち上げは?
ヤ「ありましたね」



お酒が入ったらどういったテンションに?
ワ「ツアーの初日ではじけすぎて、喉がダメになりそうだったので、禁酒しました。それ以来。以前にもそういうことがあって、またやらかしました。」「心身ともに崩れますね。」
ヤ「止まんないですよ。ノンストップ。」

ヤスさんは?
ヤ「しゃべりますけど、陽気になるだけですよ。いろんな野望とともに。」

よくブログではご飯食べました〜って載せてらっしゃいますが。
ヤ「見てるんですか?やばいっすね〜。飯はいっとき封印しようかなと。」
そうなんですか?あちらこちらで楽しんでる様子が伺えますが。

ケーサクさんは?
ケ「僕も陽気になって気が大きくなるくらいです。」
ワ「より人間らしくなる。」w
ケ「素のときよりいいかもしれないですね。」

今夜はニューアルバムのお話を中心に。


♪サブタレニアン・ベイビー・ブルース / DOES


メンバー略してサブタレって言ってましたね。

最初に”サブタレニアン”って聞いたときに何だろう?と思ったのですが。
ワ「地下室とか、秘密のっていう意味なんですよ。ボブ・デュランのサブタレニアン・ホームシック・ブルースっていう有名な曲があって、あまり知られてないからインパクトあるかなと。」
お好きなんですよね?
ワ「好きですね。」「いいですよね。音楽家として、すべてが。」
楽家として好きになると自叙伝やら読んだりするんですか?
ワ「意外と読まないですね。ビデオ見たりとかそんくらいですよ。」
だから今回レコーディングで、ニルヴァーナの製作秘話やらDVD見ちゃったりして。
ワ「よく知ってますね!」
私、秘密双眼鏡持ってますので。
ワ「あら、気をつけなきゃな。」
ヤ「やべぇな。」
ワ「そうなんですよ、ディレクターが貸してくれて。別にレコーディングで何かしようというわけでなくて、ファンとして貸してくれて。見たらたまたまいい話があってね。その手法を盗んだり、まねしたりは僕らの曲にあったり。」

どんな手法ですか?
ワ「バスに乗って という曲なんですが、サビをボーカル二本とコーラス二本でダブルダブルにしたら広がりがでて綺麗で力強い曲になったんだと、ニルヴァーナのエンジニアが言ってて。真似てみようかっていったら偶然はまっちゃって。」
それは何故、バスに乗って だったんですか?
ワ「たまたまですね。」

言われないとわからないんだけど、確かにサビの部分の広がりは感覚であって。


♪バスに乗って / DOES


音としては、新しいというか飛びぬけた印象があるのですが跳ねた印象が気持ちよくて。ライブでもわっと手をあげたくなるような。その後の色恋歌でもハンドクラップがあったりして、ライブでもみんなで盛り上がるんじゃないかな〜。
ワ「発売前にライブでやったんですけど、僕がやるとやってくれますね。」
まだ知らないからこそメンバーの方をずっと見てると思いますよ。
ワ「まさか本当に入ってるとは思わないでしょうからね。ライブアクトとしてやってるんだろうなと。」
今度来るときは、私知ってます!という顔をしてもらえるんじゃないかと。
ワ「そうなると、楽ですね」
(笑)
ヤ「嬉しい、じゃないんだ」www
ワ「今度は逆に僕が真似てやる。」
そういうのもおもしろいですね。


1曲目から悩んでしまったことがあったようで。シンクロニズム
ワ「1曲目?ああ、本当によく知ってるなぁ。」
ケ「俺がてこずった曲ですね、一番。」
そうですねぇ
ケ「そうですねってw」「本当に見られてたような」

ケ「つかめてなかった。いつものようにレコーディングの雰囲気に負けたというか」「すぐてんぱっちゃうのが出るんですよ。」
ヤス(笑)

穏やかなイメージですが。
ヤ「さらに穏やかになる」
ワ「アーバンなものに触れると緊張するみたいですね」
無口なほうになっていく?
ワ「元々無口な方なんですけど、ハイソな空間に行くと、表参道とかいけないんじゃない?」
ケ「全然落ち着かない」w
構えちゃうかんじ?
ケ「そういうのを取り除くのに時間がかかっちゃう」「何とか出来上がったのでよかったです」「ライブではちゃんと聞かせれるように頑張ります」

シニクロニズムのイントロが終わって、ボーカルが入るとあつあつの“あ”が強くて。あ行の”あ”から行くんだていうのがあった?
ワ「そうなんですよ。はっぴぃえんどの風街ロマンっていうアルバムの1曲目の抱きしめたい も”あ”から始まってるんですよ。そこを見習いました」
それは彼らは”あ”というのは1曲目だからというのがあったんですか?
ワ「言ってましたね。言われてたような。嘘ならそれでいいですw」

曲ずつにリスペクトしている人が反映されているような気がしますが。
ワ「そうですね、なるべくわからないようにはしているのですが。よく流行りの音を真似しちゃう人がいるけど、そういうことはやりたくないので、僕らなりの解釈で自己満足で終われるくらいの。コピーだけでも気持ちいいじゃないですか、少しだけそういう気持ちになれる。」

作曲という全体で製作期間で悩まれたようで?
ワ「全体?えっ?」
思考ががちがちになって。
ワ「あ、そうそう。このアルバムについてのイメージが固まってて、考えすぎて簡単にできそうなことが僕ばっかりイメージが先行しててできなかったんですよ。」「1年前くらいからイメージがあった。」

音が出てこない?
ワ「音は出てくるんだけど、肩に力が入りすぎてできないとか。メンバーとの歩調があってないとかが顕著にあったんで。僕ばっかりが先、行っててもダメだし、メンバーがもたついててもダメだし、お互いが歩調を合わせてひとつの壁を乗り越えていかなきゃダメなんだなぁというのに気付いて」

ヤスさんも隣にいて、オーラを感じたりはしたんですか?
ヤ「ワタル君だけ前に行ってたというか、俺たちが追いつこうとしてなかったというのが5月でわかった」
それはどうやって脱していったんですか?
ワ「エンジニアの内田さんと話して、僕がやりたいことはわかるけどもまわりをもうちょっと見てバンドは生き物だから、バンドとして成長するには歩調を合わせないといけない。僕は今の君達を録るだけ。というのを聞いたときにはっとしまして。いいこと聞いたなと。ユリイカみたいなかんじで。」


そしたらどんどん進んでいったかんじ?
ワ「それを踏まえて、6月にツアーして、7月に後半のレコーディングしたんですけど、すごくスムーズに。」
阿吽な呼吸なかんじで?
ヤ「スムーズでしたね。」
ライブをはさんだのもよかった?
ヤ「それもありますよね、きっと」


だからでしょうかね?ライブ感覚で、そのまま持っていけるような。
ワ「そうですね。」
今回も、今回は異常に、まさにシンプルですね。
ワ「最初からアレンジいらないような楽ちんにできるイメージでやったので、音を呼ばないんですよね。ストリングスとか他のものとかせいぜいタンバリンくらいで。最初からそれでやり始めると、逆に何か物足りりねえなと音入れると、ああ違うな。やっぱりない方がいいってなるんですよね。」


ワ「良くも悪くもロックバンドですからね。持ってる楽器とある体だけで成立しなければいけないだろうし。その方がダイナミズムもあるし、時代的にも音を付け加えれば良くなるってかんじでもないし。」
せーのっで録った曲もある?
ワ「ほとんどそうですね。後で歌いれるくらいで、やり方は変わってないです。」


レコーディングしながらライブしてってかんじでライブお馴染みの曲もあるそうで。
戯れ男 はベースが土台をがっしりと。
ヤ「この前もなんか言われましたね。」
それはあまり感じずに?
ヤ「いやいやいや。録ったときが、エンジニアの内田さんがえらい低音を出して。その強さも加わってると思います。」



ワ「ひと月くらいかけて曲順を考えたんですね。いろんな人、スタッフ、ディレクター、メンバー全部出し合って。いいところを取って、僕がまとて。5曲目くらいが一気にきけるかんじで中盤からフックがきいて、いつの間にか終わってる。そういうかんじにはなったなぁと。」
今回はどれくらい作ったのですか?
ワ「14とか15曲。最初からイメージがあったのでそんなに多くないです。ほとんど入ってます。」

修羅へのメッセージ。
新たな部分が見えてきた1曲だとは思うのですが。
ワ「アニメの話があったのでそれに添くしてではないですが、触発されてやったんですけど。汎用的なものとして作った、そういうアプローチで作ったことがないのですごく参考になったし勉強になった。糧になりました。こういう音楽が僕らに向いてるんだ、と。重要なところが強くなったなと。」
サビのひーふーみーよーは誰が?
ヤ「僕です。」


ワ「音的にぐっとくるのが。コーラスを付け加えたときに、サビの後半どうしようかってなって。空手っぽい発声を。」
ヤ「だって録るときに、空手の形をやりましたもん」
ワ「それは採用されなかったんですけど」w
ヤ「気分を盛り上げるために」
ワ「コーラス掴むのに時間かかるんですよ。」
ヤ「これはそんなにかからんかったよ」
ライブでは?
ヤ「ライブではアがりまくってますから。初めから。」
一回やってほしいですけどね。

和のテイストを音でも言葉でも大事にされているなと思ったのですが。
ワ「日本人なので、邦楽の歴史やらユーミンもすごく好きだし、歌がすごくよかった時代の音楽も好きなので。失ってはいけないんですよね。日本語である意義というか、日本にいるからこそ見失いがちな文化、欧米の立場から日本を見つめなおしたらいいんじゃないかなと思ってます。」


チャイナマーダーを聞いてたら、ジャングルビートにも聞こえるけど、昭和の歌謡曲にもあったんじゃないかなぁと。
ワ「意外とあるんですよ。結構渋いことやってるんですよね。」「ドリフとかジャムですよ。ど、ど、どりふの〜♪(小声で歌うワタルさん)」
ヤ「貴重ですね〜。」


アルバムを聞いて頂いて、是非ライブで。
今後のライブの予定


リスナーのみなさんへ一言ずつ。
ケ「自分らでもいいっていうアルバムができたので、これを聞いて、後はライブに来てくれて、絶対楽しめると思うので、みんなで。来て下さい。」
アップしているケーサクが見れるので。あっぷあっぷじゃないですよ。
(笑)
ワ「アップアップの方が」
上昇している姿がね。
ケ「どっちも見れますよ」w


ヤ「お気に入りの一曲が絶対入ってると思いますので、試聴機でもなんでもまず聞いてみてください。」
ちなみにご自身の中でのお気に入りの曲はあるのですか?
ヤ「眠れない夜に」(即答)
なぜ?
ヤ「いやもう初めから好きでした。」
ヤスシさんファンの方はこれを是非きいてください。
ワ「俺が全部作ったんだけどね。」
(笑)
「特にひとりで作ったやつ」「割と自己満足な。言っちゃった」ww


ワ「一回聴いて頂くことがまず重要かなと。アルバムというかんじになっているので、写真を見るように聴いてほしいなと。先入観とか無くして、一枚通して聴いてくれると嬉しいな。」


♪修羅 / DOES

                                                                                                                  • -